③目的別リフォーム

住まいの状態や暮らし方に変化のあるタイミングで計画できるリフォーム。
家族構成の変化、お子様の進学や独立、同居される等、生活スタイルに変化が生じるタイミング、
不便だった家事動線の改善や古くなった部分のイメージチェンジを一緒にご希望されるケースです。

ご希望が部分的な区画(キッチン)でも隣接するお部屋(リビング)とのつながりもご予算を考慮しながら計画することができます。 新築当初から建築基準法にそって建てられていて、構造部分や工法が比較的しっかり造られている築10年から20年前後のお住まいの方が適しています。
一度にに大きな予算をかけたくない場合や必要な部分、部分で段階的に範囲を区切って計画できる点もメリットになっています。

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事例1:間取りはそのまま、キッチン配置や収納スペースを工夫するリフォームでさらに使いやすく!
事例2:2部屋を1部屋に寝室と書斎へ
事例3:使っていない和室をホームシアターにリフォーム


ケース例:キッチンエリアのリフォーム

  現在のキッチンの配置や大きさ、常に整理整頓がしやすい収納エリアの見直し、そしてお気に入りのスタイルにしたいという複合的なリフォームのご希望を持つ方が多い傾向にあります。

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いままで狭くて使いにくかったイメージのキッチンエリアでもご依頼者様のいろいろな特長に合わせて、作業スペースを広くしたり、収納スペースを充実させたり等、改善性をまず重視します。さらにこの機会を利用して「こんな雰囲気にしたい・・・」というインテリア面もしっかりコーデイネイトできるところも私達の強みです。

同時に隣接するリビングやダイニングとの関係も考慮に入れることで、全体の動線やインテリアにもさらに暮らしやすさや統一性が生まれます。

contents3-F.jpg細かい部分の工夫として例えば、身長に合わせたアイレベル設計。旧型のキッチンは吊り戸棚が高い位置についている傾向がありますが、少し下げるだけでも手元の整理整頓がかなり楽になります。また、ご家族が多い方はキッチンの作業台部分が狭いと調理の配膳がスムースにはかどりませんが、ここを少し広めに確保するだけでもかなりキッチン作業が綺麗にスピーディになる方もおられます。

contents3-G.jpgその他、床暖房やトイレ、浴室洗面等の設備の状態やご予算等からリビングキッチンとの繋がりもいっしょにご希望される場合もあります。リフォームの場合、エリアが複合的になると、造作工事・内装工事・給排水・設備工事など多くの種目が関わってくるので、たくさんの資材や作業員が入ることになります。工事区画の順番や使えない期間等の工事計画についても、安心して工事を進めるための重要なポイントになってきます。


ケース例:和室や使わなくなったお部屋等を利用して

contents3-H.jpgリビングに隣接したお部屋の一つに和室が配置されている間取りが多くありました。 以前の和室は、来客があった場合に招く空間のひとつであったり、2階においてはお布団で寝るためには和室の方が適していることから、寝室の役割という意味合いもありました。

contents3-I.jpg今の主流は、若い世代になることによって、かしこまった和室に座布団・座卓、お茶セットでお客様を招くというよりも、明るくて広いリビングキッチンにダイニングテーブル+ソファという欧米的スタイルの空間、コーヒーやケーキを添えて、和気あいあいと楽しみたいという感覚に変化しています。
使ってないお部屋を雑然と物入れとして残しておくよりも、リビングキッチンの1エリアとしてリフォームをすることにより、お部屋も明るくお友達も迎えたい気分になってきます。

contents3-J.jpg布団からベッド、着物から洋服に生活様式が定着することによって、畳からフローリング、押入れやタンスから大容量のクローゼット形式にする方がなじむ様になりました。洋室にになったことで、いろいろな壁紙やカーテン等のインテリア表現も手軽に選択ができますし、本棚やクローゼットも造り付けるというスタイルが主流になっています。
その他、ホームシアターやご主人様の書斎にもリノベーションの用途変更があります。


インテリアや収納家具等の模様替え、イメージチェンジ等のリフォーム

contents3-K.jpg構造的な間取り変更や増改築を行わなくても、天井や壁・床等の表面の仕上げ材イメージを変えるだけでもかなりお部屋の雰囲気は変わります。昔風の京壁、天井板のオーソドックスな和室もインテリアコーデイネイトでモダンな雰囲気にもなります。

さらにリビングやキッチンの家具や配置、収納家具をゾーニングに合わせて変えるだけでもかなり整理整とんがしやすくなり、暮らしやすく洗練された空間を造ることも。

contents3-L.jpgメリットは構造部分の工事を行わないため、コストも安く抑えられますので、比較的新しいお住まいの方が多い傾向です。弊社にご相談いただくお客様のほとんどの方は、何か自分なりのイメージやインテリアについて希望を持っておられる方が多いので、ただ古くなった内装材を張り替えるというだけでなく、視覚的な面やお客様の個性にあった表現のお部屋になるように照明器具、カーテンやブラインド、家具材選びも含めて全体的に良いバランスになるようにコーディネートをしています。

contents3-M.jpg 軽微な内装材の張り替え、トイレやユニットバス、キッチンセット等の器具セット交換のような修繕的なリフォームについては、ホームセンターや地域のリフォーム会社さん等に依頼する方が最も費用が安く済ませられるイメージがあるかと思います。実際には最終的にそうでは無かったというケースの方が多いのですが、間に合わせの様なリフォームではなく、何かこうしたい・・・というご希望があるのであれば、せっかく費用を掛けるのですから、弊社にお声を掛けていただくのも新しい発見が見つかるかもしれませんよ。


リフォーム種類や目的の組みあわせ

リフォームを大きく分類すると下記の1から3のようになります。

1.修繕リフォーム

■年月によって痛みがでてきた箇所を、より長持ちするように修繕改修する。
・設備器具が古くなって同等のものへの交換リフォーム
・外壁や屋根の塗装
→ホームセンターや専門職種(塗装店、クロス屋さん、ガス屋さん)をおすすめします。

2.住空間改善リフォーム

■家族構成や暮らし方の変化に対応するためのリフォーム(高齢化・2世帯・子供部屋増)
・設備や仕上げ素材の取り替えに加え、インテリアデザインや間取り変更などもおこなう
・間取りはそのままでも家具や仕上げ材の工夫で大胆なイメージチェンジをおこなう。

3.性能向上リフォーム

■耐震や断熱、バリアフリー、省エネ、防犯などの住宅性能を高めるためのリフォーム


私たち暮らしideaでは、②の「住空間の改善」や③の「性能向上」を目的としたリフォーム、または①から③までの項目のいくつかを組み合わせた複合的なリフォームを得意としています。
このような複合的なリフォームになりますと、さまざまな工種がかかわりますので、オールリノベーションと同様に、設計力やコスト感覚、工務店や職人との連携など色々と総合的に長けている会社選びが重要になってきます。

リフォームや家づくりには様々な考えかた、選択肢、可能性があります。暮らしのイメージや憧れの実現はもちろんのことですが、性能や安全、将来というように多面的に住まいを考えることができる暮らしideaに是非ご相談いただけますとうれしく思います。


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